日本の鉄鋼、非鉄産業における品質管理のために、海外の設備を紹介する目的で当社を2002年に設立してより微力ながら活動してまいりましたが、時代の流れにあわせて当社の業態も変遷してまいりました。
特に2006年に日本の鉄鋼業界での試料調製装置の分野では日本で8割近いマーケットシェアを持つエステック株式会社と合併してより以降は、その東京事務所としての機能に活動をシフトしてまいりました。
エステックの試料調製装置と海外の分析装置との自動接続 ：
過去エステックとしては、ほとんどが国産の分析装置との自動接続の実績しかありませんでしたが、当社の活動によりはじめて欧米の分析装置と自動接続の実勢を上げ、より柔軟にお客様のご希望にあわせた自動システムをご提供できるようになりました。
ヨーロッパの粉体用試料調製装置をエステックに紹介 ：
エステックとしては主に鉄鋼の切断研磨分野の試料調製装置を手がけており、粉砕関係の調製装置はラインアップに持ち合わせておりませんでした。 当社活動により日本で活動をしていなかったヨーロッパメーカーの粉砕設備をエステックで取り組むことが可能になり、その装置の周辺をエステックでエンジニアリングすることにより、ヨーロッパから出来合いの設備を提供するのではなく、柔軟にユーザー様のニーズに合わせた設備の提供を可能にしました。
自動車部品の組織検査用切断機 ：
エステックが持ち合わせている切断と自動化技術をさらに発展させ開発した、特に大型砥石搭載の全自動精密切断機では国内の自動車部品メーカー殿の間で高い評価を得、実績を積み上げてきています。近年の急速な海外生産へのシフトにあわせ、当社が持ち合わせている貿易実務ノウハウを活用しエステックとともに東南アジアマーケット開拓に軸足を移しております。
組織検査に新たな風 ：
切断のエステック（島根）と研磨のアイエムティー社（和歌山）がコラボし組織検査工程の切断から研磨まで一貫してソルーションを純国産メーカーとして提供しています。その流れに乗り当社も活動を広げております。
エステック株式会社の東京事務所としての機能がより強くなっていますが、今後とも株式会社キューシーエスをよろしくお願いします。
2012年10月吉日
代表取締役
中川俊一
住所表示が変わりました。
新住所は
〒187-002
東京都小平市花小金井８−４−５
です。 電話等他の変更はございません。
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